得点につながる「小説」の読み方 |
文学的な文章といえば、「小説」がその典型ですよね(●^ー^●)
小説には、友情・愛情・家族・成長など、私たち「身のまわり」で起こる出来事をテーマにしたものが多く、「論理性」とはかけ離れているように見えますよね。
また、感性やセンスがなければ読めないのではないかと思われがち。
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「国語はセンスだから、今さらやっても伸びない。」
「しょせん日本語だから、何とかなる。」
「本が嫌いだから、国語が苦手だ。」
「本は好きなのにテストではできない。」
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…よく耳にする言葉たちです。
でも、実は!これらはみな誤解なのです!
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そもそも…
国語って、どんな科目なのでしょうか?
一般的に「国語」とは、「読み・書き・そろばん」の中で、〈読み〉の部分を中心に学ぶ教科です。
さらに、「国語」を通して私たちは、
・「豊かな感性を育てる」
・「個性あふれる想像力、表現力を養う」
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そのような教科だと、学校の授業でも教えられてきたと思います。
つまり…
「感性」「センス」という言葉がぴったりの教科。それが「国語」です。
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「感覚的」という言葉がぴったりお似合いの「国語」。
しかしながら、入試では「感性」や「個性」などは求められないのです。
だって、人それぞれ違うもの。採点しようがありませんから…!
そこで、「国語力」として実際に評価されるのは、感性自体ではなく、
その感性や能力を大きく伸ばすために「基礎」となる力なのです。
要するに…
国語の問題というものは、実は、数学や理科などと本質的には同じ。
確かに、数学や理科では数字や記号を使うけれど、国語では文章を用います。この点は決定的に違いますが、それらを「論理的に考え、答えを導き出す」というところは、まさに同じなのです。
それなのに、国語を感覚やセンスに頼り、行きあたりばったりで解くものだから、なぜ間違ったのか、どうすればいいのかが分からない。
国語は、日本語のセンスを試すものではなく、「論理的思考力」を試すものなのだということを、まず理解しておいてください。
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「センス」に頼らない小説の読み方 |
たいていの人は、小説の読解こそ、「読書量」や「センス」だと思っているようです。
しかし残念ながら、テストでは「読書」も「センス」も一切役に立ちません。
なぜなら、ふだんの読書では、主人公の心情を表す「客観的な理由」などを意識して読まないでしょ?
本を読むのは、知識や情報処理力が身につくという意味では、「国語力」がつきます。知的好奇心をも満たせます!
論理的な文章を読めば、「論理的思考力」の育成にもつながるでしょう。ですが、「小説」などの【感覚的文章】を読むことによって、あなたの感性は養われますが、小説問題が得意になるとは限らないのです!
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小説を自分で読むときは、まず本の1ページ目から最後まで読みますよね。 だから、「主人公の今の心情は?」ということを意識しなくても、だんだん読み進めていくうちに、何となく主人公の性格や背景のイメージから、心情が理解できていくのです。
つまり…
自分勝手に本を読み進めていっても、自分なりの幅で、作品の世界を味わうことができるんです。
だからこそ、読書は楽しいのです!
しかしながら、テストは違います。
テスト問題文の「小説」は、作品全体ではなく、物語の一場面が提示されます。本の途中をいきなり開かれて、「読め!」と言われているのです。
だから、ふだんの「読書」感覚で、自分勝手に読み進めると、とんでもないことになってしまうんです!
あなたは、小説問題が、解ける時と、解けない時とに、ムラが出たりしていませんか?
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「客観的」な小説の読み方 |
小説を正確に読むには、主観をなくし、客観的に読み解くことを心掛けましょう!
・自分勝手に小説を読む→主観
・書いてあることを手がかりに読む→客観
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「客観的に読み解く」とは、
・文中にある動作やセリフから、問題に対する「根拠(手がかり)」
をさがすこと。
・「いつ・どこで・誰が・何を思ったのか(したのか)」という状況を
正確に理解すること。
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これが分かれば、たいていの問題は解けます。
そのときに、感覚やセンスは不要です。
国語にも必ず正しい答えは存在し、それには必ず根拠があるのです。
「主観」はいらないのです!
では…
具体的に「小説」(文学的文章)の読み方を検討していきましょう。
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「小説」の中に、必ず答えが読み取れる! |
入試問題の初めには、おそらくこう書いてあると思います。
「文章を読んで、答える」ということは、逆に言えば、必ず文章の中に答えがあるはずなんです。
また、〈設問〉にはこのように書いてあると思います。
「傍線部はどういうことか。」
「傍線部とあるが、それはなぜか。」 |
…「傍線部について、あなたはどう思うか」(感想)を聞いているのではありません。「作者」は、文章を通して「何を述べているのか」「何を伝えようとしているのか」を聞いているのです。
つまり、作者の主張を正確に読み取ることに重点を置かなければならないのです。
感覚的に解いちゃダメ!
「なんとなく」「たぶん…」で答えを出しちゃダメ!!
「こう書いてあるから、こんな気持ちにちがいない」と、根拠をはっきりさせた解答を心がけてください。
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問題文をきちんと読むことが最も大切! |
先にも述べたように、入試で聞かれるのは「本文を通して、作者は何を言おうとしているか」ということです。
つまり、問題文をしっかり読むことが、前提条件になります。
決して、設問だけを読んで、問題文を「とばし読み」してはいけません!
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また、読解力をつけるには、考えながら読むことが大事!
しっかり考えながら、つながりを持って読むために、文章の大事なところに線を引いたり、マークをつけたりすることをおすすめします。
小説には、いろんな感情が書かれています。
でもでも、テストで問われるのは、論理的読解力のみ!
大事なことは、描かれている状況の判断と、感情表現を拾って行くこと。そして、作者が何を伝えたくてこの小説を書いているのか(主題)を読み取ることです。
次のポイントに線を引きながら、ていねいに読み取ってみましょう。
↓ ↓
◇【線】を引く箇所その1〜【物語の状況設定】
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・時代
・登場人物の年齢
・性別
・人間関係
・舞台となる場所
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最初はむずかしければ、
「いつ」「どこ」「だれ」「何歳」ぐらいに線を引いておきましょう!
◇【線】を引く箇所その2〜【感情表現】
・「〜思う」「感じる」「考える」「気持ちになる」など
気持ちを表す言葉 (例)うれしい、楽しい、辛い
・声に出さない心の声
・感情の出ている台詞
(例)「そんなの、信じられない!なぜ?」などの怒り、驚き
「……」などの、言いたくない無言表現も。
・感情の出ている表情・仕草・態度
・気持ちの変化に大きくチェック!
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とにかく、感情表現をチェックすることが、小説読解の第1歩です。
◇【線】を引く箇所その3〜【風景描写】
レベルが高くなるにつれ、風景描写にも登場人物の感情が反映
されることが多くなっていきます。あえてはっきり感情を書かず、
雰囲気の中から心情を味わわせる作品。。。
その場合、風景描写が大きなヒントになるのです!
↓ ↓
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・展開の合い間の風景描写に注目!
「急に雨が降ってきた」
「あたりが暗くなっていた」など、
登場人物の気持ちにマッチするような風景描写。
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小説を読解するときに、「想像力」は不可欠です。
場面や情景から主題を読み解くことはむずかしい。
でもでも、それが少しでもできるようになれば(あるいは努力すれば)、自分のことばかりではなく、相手の気持ちを思いやる心も養われていくのです。
いじめや自殺、少年犯罪が横行する現在、「思いやりの心」、
それは将来、どんなに役に立つ武器になることでしょうか。
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〈小説について〉
…その場面の情景と人物の行動や心の動きなどを、
行動・表情・気持ちを表す言葉や会話の中から読み取る。
〈随筆について〉
…筆者が、何をどんな気持ちでどのような言葉で表現しようと
しているのかを読み取る。
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「国語力」をのばす小説の解き方 |
小説問題を解くのが苦手だという人は、次の3パターンです。
- 文中に知らない言葉が多い。(ボキャブラ力の不足)
- 読むのが遅い。(スピード力の不足)
- 解答の根拠を見つけられない。(論理的思考力の不足)
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もしかしたら、すべてあてはまる人もいるかもしれません。
この3つの力については、前回もお話ししましたが、簡単にまとめると、
1.ボキャブラ力の強化
└本や新聞などを毎日読んで、読書量をふやそう!
→電子書籍
2.スピード力の強化
└速読・速聴などを取り入れて、頭の回転を速くしよう!
→速読マスター
3.論理的思考力の強化
└線を引きながら、主観を捨てて、正確に読み取ろう!
→BB塾
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以上のことをふまえて、具体的に小説問題を読み解いていきましょう。
実際に解いてみると、「あぁ、そういうことか」「もう一度考え直してみよう」という、それぞれの「国語力」に見合った具体的な方法が見えてくるはず!
小説が客観的に読めるようになれば、大きく国語力をのばせるでしょう!
さぁ!がんばってみてください(≡^∇^≡)
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