古文3大要素1.古文単語 |
あなたはこれから、古文を系統づけて学んでいこうと思っています。
何も理解せずに、ちょっとカジってはやめ、ちょっとカジってはやめ…してた時とは、格段に実力のつき方に差が出る勉強法、「国語力」で自己の力を最大限に引き出す方法で、勉強しようとしています!
夢はふくらみ、自分の力を信じて、飛躍的に伸びていく自分の姿を想定できるまでになっていることでしょう。。。
ただ…
ここで注意してほしいのは、
あなたの能力は、まだ登山を始めた第1歩にすぎないということです。
大きな山に登頂する自分の姿をイメージし、それに向けて、自分自身を鼓舞(=ファイト!ファイト!)していくことは、必要です。
でも、その事にばかり頭がいっていませんか?
以前、教えた中にも、そんな子がいました。
模擬テストが終わったら、偏差値と大学ランクにばかり目がいってしまうのです。「まだそれを見る時期ではない」と、いくら言っても、「この大学は、あとどれくらい偏差値が伸びたら入れるのか」ということばかりを考えることにばかり気をとられ、何時間もランキング表を見続けてしまうのです。
もう一度言います。
あなたは、今まだ登山を始めた第1歩にすぎないのです!
今、偏差値と大学ランクを何時間も見るのは、山のふもとで、何時間も山の地図を見続けて、日が暮れてしまうのと同じことなのです。
――――――――――――――――――――――――――――――
自分の合格した姿を、具体的にイメージすることは大事!
でも、それにのみ込まれないで!!
あなたは今、やるべき事がひとつひとつ見えてきたはず!
さあ!まずは「古文単語」から、着実に力をつけていきましょう!
まずは、次の例文をみて、「古文単語」習得のポイントを検討してみます。
【例】@あからさまに来て、泊り居などせむは、
珍らしかりぬべし。(徒然草)
(突然やってきて、泊まったりしたら、
新鮮な感じがするにちがいない。)
Aをかしげなる児の、あからさまに抱き
て遊ばしうつくしむほどに…(枕草子)
(愛らしい幼児が、ちょっと抱いてかわいがって
いるうちに、…)
|
↓ ↓ ↓
――――――――――――――――――――――――――――――
1.英語と同じ感覚ではムリっ! |
古文単語は、英単語のように、丸暗記すればいいっていうわけではありません。上の@Aの「あからさま」を見比べてください。
ほら!文脈によって、意味がビミョーに違うでしょ!
もし、あなたが語呂合わせなどで英単語を覚えてきたのなら、
古文単語がそうやすやすといくとは思わないでくださいっ!
もちろん。
古文単語の中にも、「いと(=とても)」「思す(=お思いになる)」などのように、意味が1つくらいしかなく、現代にも見られない単語があります。それらは、英単語のように『古文単語ゴロ565』などを使って、丸暗記していってもいいでしょう。
でも…
実際、難関大学や、センター、国公立二次試験で出題される重要単語には、そのような単純な丸暗記単語はほとんどないのです。
つまり↓↓
1.【丸暗記】古文単語
現代語にはなく、意味が1つしかないもの。
ゴロでも何でもいいから、確実に覚えてしまう。
ただし、古文にはよくい出てくるが、入試に問われることは
あまりないので、さっさと覚えてしまいましょう! |
(※絶対丸暗記古単はこちら→を参照。ただし、まだ未完成です。。。)
――――――――――――――――――――――――――――――
2.現代語と同じ感覚では、ズレてしまいます! |
現代語にも、「あからさま」という言葉はありますよね。
使う使わないは、別にして…(^_^;)
現代の意では、「あからさま」=【かくさず、ありのまま】(カシオ電子辞書「広辞苑」より)などが、よく知られています。でも、古文は語源に忠実です。
「あから」は、【まばたきする】ことで、それぐらい 【短い時間】を意味します。
だから、 形容動詞「あからさまなり」は、【ほんのちょっと】と訳しておけばいいわけです。
ほらっ!現代語とイメージが全然ちがうでしょ!
ここが、受験生の泣きどころ!あいまいにしか覚えていないと、現代語のイメージにのみ込まれてしまって、文脈がてんで取れなくなってしまうのです。
けれど、多くの受験生は、英単語と比べて覚える数が少ないからといって、語呂合わせなどで、すべての古文単語をさっさと済ませてしまいたいと思うのです。
――――――――――――――――――――――――――――――
イメージで覚える「古文単語」 |
上の「あからさま」を、辞書で調べると、
@突然である 急である
Aほんのしばらく ちょっと
B(打消を伴って)ほんの少しも 全く
C(近世以降の用法)明白 はっきりしている
(小学館『全訳古語例解辞典』第二版より)
このように、辞書には様々な意味が書いてあり、丸暗記するには相当の記憶力がないといけないものが多くあります。
そして、試験にもよく出てくるし、様々な意味の使い分けも重要です。
では、どうすれば最も効率的に、また的確に使えるようになるのでしょうか? ↓ ↓ ↓
――――――――――――――――――――――――――――――
・1つの単語に、覚える意味がたくさんありすぎます。
・入試に出てくるのは、ほとんどが選択肢問題!
・文脈判断できる「国語力」のほうに重点を置くほうが大切!
以上の点を勘案すると、単語をすべて丸暗記するというような勉強法は、とても非効率的だと思いませんか?
あいの部屋では、このような古単を、「これっ」というイメージを持たせて覚えていくようにしています。プラス・マイナス、あるいは語源や敬語の種類を明確にし、そのイメージを持って、覚えていくのです。
つまり↓↓
2.【イメージ】で覚える古文単語
入試の古単は、ほとんどが選択肢問題!様々な意味があっても、1つの具体的なイメージを持っていれば、ある程度は判断できますよね。
基盤となるイメージを持っておいて、あとは文脈によって、どんな意味が最も適当なのかを選択する力をつけることのほうに重点を置いた学習を心掛けていきたい単語群です。
○プラスイメージ
…「いいなぁ!」「すばらしいなぁ!」
というイメージ!良い意味になる。
●マイナスイメージ
…「いやだ」「不愉快!」「ミケンにシワ」
というイメージ!悪い意味になる。
◇語源をイメージ
…丸暗記するには、覚える項目の多い
もの。「これっ」という語源をイメージ
わかせて、あとは文章に合わせて!
◆敬語の種類をイメージ
…尊敬語・謙譲語・丁寧語など、簡単に
イメージをもっておくと、かなり素早く
古文の文脈が理解できますよっ!
|
(※イメージ古単はこちら→を参照。ただし、まだ未完成です。。。)
たとえば、「うつくし」なら、(かわいー☆)を基礎に持つプラスイメージ! 「あから」は、【まばたきする】ことで、それぐらい 【短い時間】のこと!
このように、単語のいちばん根っことなる部分を、イメージわかせて覚えていき、あとは、あいのブログ等も参考にして、選択肢問題を解きながら、古文単語の中心的な力を身につけていきましょう。
――――――――――――――――――――――――――――――
文脈判断を要する「古文単語」 |
ただし、このような「あからさま」などはまだ良いほうです。。。
単語によっては、プラス・マイナスの両極端にイメージの幅が広がっており、文脈判断が分かれてしまうものもあります。
たとえば、「あはれ」という単語。
単語帳などには「しみじみとした情趣」などと書いてありますが、さあ!辞書を見て下さい。入試で問われるのは、それだけでは収まりきらないのです!
1)あはれなることなど、人の言ひ出で、うち泣きなどするに、
げにいとあはれなりなど聞きながら、涙のつと出で来ぬ、
いとはしたなし。 (枕草子・はしたなきもの)
2)あはれなるもの、孝ある親の子。(枕草子・あはれなるもの)
|
↑この2つの「あはれなる」の意味を考えてみてください。
どちらも、「しみじみと趣深い」と訳出すれば、たしかに間違いではありません。
「あはれ」は、「あぁ〜、はぁ〜!」という感動のため息から派生したことば。心がぐっと来て、しみじみと感動した時に用いるのです。
昔は、様々な感動の時に用いていましたが、やがて、良い時には「あっぱれ!」と言うようになり、マイナスの時には「あわれ(哀れ)」と言うようになりました。
こんな多様な「あはれ」。入試では、これが口語訳記述問題として出るのではありません。選択肢問題として出題されるのです。
設問)上の「あはれなる」の意味として最も適当なものを、
次の中からそれぞれ選びなさい。
ア)とても感心な
イ)とても面白い
ウ)かわいそうな
エ)かわいい
|
↑そう、この選択肢はすべて、辞書に書いてある訳出なのです!
辞書の意を丸覚えしているあなた、語呂合わせ単語帳でざっと覚えたあなたは、この問題が解けるはずがありませんよね?
3.【文脈判断】を要する古文単語
「あはれ」は、【しみじみとした情趣】という語源を基礎に置いて、そこから、【すばらしい、美しい、立派】などのプラスイメージ、また、【気の毒だ、哀しい】などのマイナスイメージ、というふうに、2通りのイメージに分け、文脈を見て、どちらの意味をとるか判断していくことになります。
整理すると…
「あはれ」→【しみじみとした情趣】
└プラスイメージ…【美しい・かわいい・すばらしい】など
└マイナスイメージ…【哀れだ・悲しい・寂しい】など
要するに…
覚えただけでは、得点力にならない単語。これが「文脈判断を要する古文単語」なのです!
|
(※文脈判断古単はこちら→を参照。ただし、まだ未完成です。。。)
あなたは。
単に、古文単語の意味だけを押さえている段階です。まだ、文脈判断を要する単語の読解力がついていません。だから、このような単語に翻弄されてしまって、古文自体が読み取れない、あるいは、入試問題が解けないのです!
では、いったいどうすれば、これらの単語群がマスターできるのでしょうか? ↓ ↓ ↓
――――――――――――――――――――――――――――――
4.「国語力」で文脈判断しよう! |
「あはれ」や「いみじ」のように、文脈によって両極端に意味が割れてしまうような単語があります。また、敬語でも、文脈によって、「尊敬語」にも「謙譲語」にも使い分けなければならないものがあります。
そういった単語は、単語力だけでは太刀打ちできません。
「単語さえ覚えれば、あとは日本語なんだから、何とでもなる!」と思って、古文の3大要素をあとまわしにしている人、そういう人が、現役合格を失敗しているのです!
――――――――――――――――――――――――――――――
・古文単語の力だけに頼っていては、古文読解はできません。
・前後のつながりを理解するために、古典文法の力が必要です。
・内容の展開を明確に把握するには、古典常識にも頼るべきです。
――――――――――――――――――――――――――――――
なぜ自分が今までできなかったのか、「知る」ことから始めてみましょう。
(→「国語力」のヒケツ2)
1.単語がまだ十分に覚えられていない。( Yes , No )
2.丸暗記単語に頼って、文脈判断ができていない。( Yes , No )
3.単語は一通り覚えられているが、文脈がつかめない。( Yes , No )
4.文脈は分かるのだが、話のイメージがわいてこない。( Yes , No )
自分の間違った理由が分かっていれば、それを乗り越えるために、どういう力をつけていけばいいかが見えてくるのです!
そして、この「3.文脈判断を要する古文単語」の意義(つまり、何のためにこの力をつけさせるのか、という理由)を、理解でき、自分の能力を知り、今自分に必要な勉強法がはっきりと悟ることができれば、「国語力」が身についてきた証拠なのです。そして「国語力」を身につけた人こそが、他の教科においても、飛躍的に成績が伸びる、大きなきっかけとなり得るのです!
――――――――――――――――――――――――――――――
1.「丸暗記」で覚える古文単語
2.「イメージ」で覚える古文単語
3.「文脈判断」を要する古文単語
この3つのうち、ひとつでも欠けていれば、古文読解の力はつきません。
3つの要素のいずれか判断できなければ、古文読解の力はつきません。
それぞれの要素に応じた学習法をして初めて、実力が発揮できるのです!
(→「国語力」のヒケツ6)
――――――――――――――――――――――――――――――
■家庭教師センター比較【ポータルナビ】

やっぱり、近くにいて、融通のきく家庭教師がいたらなー!
上記のサイトから、お近くの家庭教師派遣センターや、料金
などが、カンタンに比較・検索できますよっ☆o(*^ー^*)o
――――――――――――――――――――――――――――――
「あいの部屋」では、それぞれの重要単語が、上の3つの要素のいずれに該当するのか、ブログなどでも紹介していきたいと思います。
でも、最終的には、あなたが、自分の力で判別でき、それぞれの単語に応じた学習法を自分自身で模索していってほしいのです。
それが「国語力」。
この力を身につけて初めて、どんな教科においても、成績に結びつけられるのですから!
基礎の力は大きなみのり(収穫)のための体力作りです。
1歩1歩、着実に身につけていきましょう!
データを信じるのではなく、自分を信じて!
それでは、古文の3大要素の2つめ…。「古典文法」です!
↓
あい流「古典文法」を学ぼう!
|
|HOME| BLOG| MOBILE| MALE | |
|