あい流 源氏物語の世界 |
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源氏物語 ▲「源氏物語」入門ガイド。平安情緒あふれるBGMと共に… 源氏大学.com ▲「源氏物語」の世界を中心に古典の風物や考え方などを、瀬戸内寂聴をはじめとした一流講師を招いて解説する講座です。 和子「源氏物語」 ▲やさしい源氏物語の入門編。平安情緒あふれる絵巻と共に、わかりやすく親しみやすい要約がなされていました。 1分で読める源氏物語 ▲和歌の掛詞等の修辞法は見応えアリ!バックナンバー充実のメルマガです。 森の源氏物語余談 ▲美しい音楽が奏でる源氏物語の世界。興味深い方向性からの指摘が、源氏の風情をよりあでやかに醸し出してくれます。 ▲俵万智の和歌を中心とした源氏物語「万智訳」。千年の時を越え、よみがえる愛の物語は必見! 『源氏物語』 ▲現代語訳も原文もルビ付きで、見やすくわかりやすいです。 『えんぴつで読む源氏物語』 ▲原文を書きなぞりながら、ふくよかな表現はちょっと解説を見てみたり…。雅やかな情緒が伝わってきます。 『あさきゆめみし』 ▲このマンガを読めば、ストーリーや時代背景だけでなく、平安貴族の美的生活の機微などもすんなり頭に入ってきて、『源氏物語』を読む上でのさまざまなハードルがいっぺんにクリアできます。 『GENJI』 ▲あらすじを読むにはいいけれど、「源氏物語」好きの人には、女性たちのビジュアルはちょっと受け入れがたいかも…。 『千年の名文すらすら源氏物語』 ▲学び直しの古典シリーズ。ぜひ読んでもらいたいハイライト場面から、美しい名文をセレクト!総ルビ、部分訳付きのわくわくする現代語訳。 ![]() ▲源氏物語を連想させる、平安情緒あふれるお香セット。ぜひ源氏本に炊き込めて読んでください。 ![]() ▲源氏物語ゆかりの姫君の名をあしらった雅なセット。源氏絵巻のように美しいハンカチと、色鮮やかで風情のある扇の根付です。 ![]() ▲受験勉強の合間に、こんなマウスパットでパソコンを楽しんで。雅やかな雰囲気が楽しめますね! |
日本を代表する文学作品『源氏物語』。名前は誰でも知っていると思います。その魅力は、日本だけでなく、世界中に翻訳され、愛され続けています。今後も、解説・講義・映画等、さまざまな形で「源氏」の追究はなされ続けることでしょう。同じ日本人として生まれ、これからの日本に生きていく私たちにとって、世界中で読まれ、こんなにも多くの人の心を引きつけてやまない『源氏物語』の世界を、日本のプライドとして語ってみませんか? |
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「源氏物語って、おもしろそうだけど、言葉がムズかしくって、とっつきにくい!」 源氏物語は、古典文学の中でも、敬語や文脈判断を要する古語ばっかりで、高校で学ぶのも後まわしになりがち。でも、難関大学でよく出題されており、あらすじを知っておくと、内容把握もかなり楽になるんです。ここでは、古典3大要素の中でも、古典常識に焦点をあてて、源氏物語を楽しく理解してもらいたいと思います。 源氏物語は、平安中期、紫式部の描いた女流文学作品です。 だから、当時の常識、特に身分制度をふまえて読んでいかなければなりません。 冒頭部分を例にとって、現代の感覚とそれぞれの古人の立場を比較しながら、 登場人物に感情移入してみてください。
そして、帝の最愛の桐壺更衣は、光源氏を産み落とし、やがて息絶えてしまいます。 更衣の血を受け継ぐ、この世のものでないような、輝くばかりの「光る君」! 誰もがウットリ!「皇太子にもふさわしい」と噂が立つほどの素晴らしい御子です! でも、弘徽殿女御(こきでんのにょうご)には、第1皇子(のちの朱雀帝)がすでにいます。 最愛の女性の遺した光源氏。権力闘争のドロ沼に巻き込みたくないという思いから、 帝はあえて、光源氏を臣下に下すことを決意するのです。 なぜこういう行動を取ったのか、なぜこんな気持ちになったのか、私たちは、現在の 立場ではなく、当時の視点に立ち、登場人物になりきって読まなければなりません。 源氏物語には多くの登場人物が出てきます。しかも、古典特有の、人物名を省略された形で、です。「あの時のあのお方への想い」がずっと頭にこびりついた状態で、源氏はあらゆる女性にその面影を求めていきます。源氏の生い立ちや葛藤を考慮に入れず、ただ単語・文法だけを頼りに訳出を試みようとしても、とうてい太刀打ちができません。 54帖もの長編大作『源氏物語』。始めから読み進められれば、めくりめく源氏の世界に入ってもいけるでしょう。でも、原文ですべてを読破しようとしても、省略された主語や敬語を考えながら…では、遅々としてなかなか進まないことでしょう。もちろん、好きで「ゆっくりと読んでみよう!」とする人なら、それに越したことありませんが…。 日本人として、源氏物語のすばらしさを知ろうというあなたなら、まず、あらすじから源氏の世界に触れてみてはいかがでしょうか。単語や文法は後からついてくる!まずは「読みたい!!」という思いを大切にしてください。
「源氏物語」では、複雑な想いが絡みあって、物語の深みを増していきます。ただ単に、「誰がどうした」というあらすじを流し読んでいくのではなく、登場人物の立場や状況をふまえた【なりきり】な読みがおすすめ!「あんなことがあって、どんな思いだったんだろう」ということを常に念頭に置いて、あらすじを見ていってくださいね。 ☆もっと詳しいあらすじはこちら→源氏物語全54帖のあらすじ 古典文学作品を読む時、特に注意しなければならないのは、省略が多いことです。 なぜなら、古典文学は、作者の視点がすべてだからです。現在の客観的な小説に 慣れている私たちには、この省略の多さには、なかなか手こずってしまいます。 この省略を補うポイントとしては、作者になりきって読むということ。 誰を意識して描かれたのか、どんな状況で描かれたのか、何を言いたかったのか。 作者をよく知った上で、描いた張本人とタイアップして読むことをおすすめします。
紫式部は当時の女性としては珍しく漢学の素養がありました。『源氏物語』の中でそれらをちりばめていくことで、彰子の教養を高める一助にもなったでしょう。また、女性たちの嫉妬や情念が身を滅ぼすことにも繋がると知ることで、あどけない彰子に魅力的な価値観をつけさせようとしたのかもしれません。 後宮の中でも、最も禁忌なものを描くことは、退屈な人々の興味を引きつけたのはいうまでもありません。「次はどうなるの?次はどんな女性が出てくるの?」…様々なタイプの女性が登場することで、後宮の妃たちはいろんな女性に感情移入してゆきます。女房たちも、憧れを抱いて源氏の世界に浸ります。さらに、源氏をはじめ、頭中将、夕霧、薫などの魅力的な男性の存在が、一条天皇をはじめとした男性たちの心も占めていくのでした。 だから、「源氏物語」は、より登場人物に感情移入できる筆致で描かれていたんだと思います。古文に特徴的なのですが、あえて客観的には描きません。いったん主語を示したら、あとはその人物の視点で読み進めていく。また、基本的に人物名も明記しないのが、当時のたしなみ。ぼかしてぼかして、でもなんとなく雰囲気で誰のことかわかるように描いているのです。 身分の低い女房の描いた文章。当時を見てきたという女房の視点で語っています。だから、敬語が頻繁に出てくるのですが、その敬語ですら人物を判断する材料に利用されています。そして、その敬語が示す身分相応の扱いを、彰子たちは知ることになるのです。 もちろん、『源氏物語』が描かれたのが、宮中生活の最中なのか後なのか、議論が分かれる所であり、これは勝手な深読みにすぎません。でも、このように描かれた状況を自分なりに想像して読むことが、さらに味わい深い解釈にもつながってゆくと思います。 |
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「ラスト・サムライ」という映画は、日本人の「武士道」の精神を世界に知らしめてくれました。韓国ドラマ「チャングムの誓い」では、私たちは韓国王朝時代の宮廷生活に、憧れと尊敬の念を抱いたことと思います。身分制度を是認するわけではありません。ただ、戦後の民主政治で得たものもあれば、失ったものもある、ということを、私たちは知っておかなければならないと思います。古の人が儒教に学んだ「孝」の心。天皇を中心にした上下関係の魅力は、家庭内にも響き、人間形成をはかってきたのだということ、今、親殺しや自殺、いじめ、引きこもり…数々の問題が横行している世の中、『源氏物語』の世界を通じて、私たちの失った心を見直す一つのきっかけになればと思います。 |
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